2008年04月04日

Maroon 5(The Sun)のコピー(音源あり)


MySoundに楽曲が掲載されたので、ブログ上の音源は削除しました。

楽曲が掲載されているページはこちらです。

Maroon 5/Songs About JaneMaroon 5、アルバム「Songs About Jane」より「The Sun」です。

先日書いた記事で色々と要望を出してくださった方がいました。

やり取りはこちらです。

ということで要望に答えるべく早速コピーしました。

今回は前回のSweetest Goodbyeの時に比べ、大分機材が違いました。

James Valentineのソロという点も大きく違いました。

同じバンドでもソロを取るギタリストが違うとアプローチが違うのは当たり前です。

スタジオテイクではなくライブテイクの方のソロになります。

1分52秒にも渡る長いソロでした(涙)

続き、レコーディングをしていて気がついたことなどを記しておきます。

 
以下、個人の見解による文が含まれます。ご注意ください。
 
お気に入りのショートスケールのストラトで弾きました。

まず、聴いて分かると思いますがベンドが多いです。

コピーしている最中、特に人差し指が痛くなってしまいました(o;TωT)o"

KeyはレギュラーチューニングのAmで作られている曲です。

普段、私がギターを弾くときは必ず半音下げでチューニングされたギターを弾きます。

単純にギターの調整をしない限り、弦の張りの強さは増すことになります。

幸い、レギュラーにしてもアームは起き上がってきませんでした。

さすがにアームが起き上がってくる自体になってしまうと調整しないと弾けません。

久しぶりのレギュラーに指が悲鳴を上げ始めました。(o;TωT)o"

何とか我慢しながらやっていたのですが、さすがに後半はきつくなってきてしまいました。

そこら辺をくみ取って聴いていただけると...

なかなか痛々しい音源だと思えるはずです。(汗)

さて、コピーしていて気がついた(ポイント)ことですが...。

この曲は基本、「Halftime shuffle」(ハーフタイム・シャッフル)というリズムで進行していきま

す。Halftime shuffleとは簡単に言うと、1拍で2回跳ねる曲のことですね。

ですが、彼らは突然完全に跳ねていないストレートの8分で演奏しだすんです。

19秒から22秒の間ギターのフレーズよく聴いて下さい。

埋め込まれているプレイヤーにカーソルを合わせると秒数が表示されます。

あれはミスでも何でもなく意識して8分で弾いています。

タタタタではなく、タッタタッタと意識すれば全く別のフレーズに聴こえてしまいます。

というか、このソロでの一番の聴かせどころとすら感じました。

上記以外のフレーズにも所々に同じようなフィールが出てきます。

さすがだなぁと思います。

ちなみにギターだけに限らず、ドラムのフィルにもちょくちょく出てきたことでした。

次に指を痛めた原因のベンド(チョーキング)です。

理由は簡単、Blues Scale(ブルーススケール)を多様しているためです。

7度と3度はベンドの連続です。

絶対と言っていいほどベンドさせます。

その他にもベンドはこのソロのポイントとなるところが多いとな感じました。

ドラムとベースとキーボードは打ち込みです。

皆さんはキーボードが何を弾いているのか分かりますでしょうか?

打ち込んでいるときはさほど感じませんでしたが、完成してみると結構重要な仕事をしていること

に気がつきます。

Sweetest Goodbyeの時と同様、ドラムとキーボードのコピーと打ち込みはSayさんがしてく

れました。

ベースのコピーと打ち込みは私が担当しました。

その他、左右のリズムギターとソロギターは私が担当しました。

全体の秒数が少なかったためか、比較的短時間で仕上がってしまいました。

Sweetest Goodbyeの時はプリチューブのアンプを使用しました。

今回は自宅のオールチューブアンプを使用しました。

Peavey TRIPLE XXX

ソロギター、リズムギターのレコーディングに使用したアンプはPEAVEY TRIPLEXXXです。

CABINET(キャビネット)にはMarshall 1922をMonoで使用しています。

アンプのセッティングは以下の通り、

アンプのセッティング

*写真はクリックで拡大します。

実際はボリュームを12時の位置まで上げています。

Bottomはいつもながら0です。

リズムギターの方はGainを落として、BottomとHighを上げた感じです。

SHURE(シュアー)/SM57



マイクはSHURE(シュアー)/SM57を使いました。

EQはアンプのものしかいじっていません。

音作りに関して、マイクの位置が5割、アンプのEQが5割といったところでしょうか?

エフェクトに関しては下記参照です。

自宅のスタジオ(ごく普通の和室)で録りました。

全く防音加工も何もしていない普通の民家です(汗)

やっぱりオールチューブは良いなぁと。

醍醐味はニュアンスですよね。

シングルコイルピックアップを使っていたせいもありますが...

プリチューブはギュッと押さえつけられた感じ。

オールチューブはそれが開放された感じとでも言いましょうか...。

弾いていてとても楽しかったです。

レコーディングは深夜12時くらいから始めました。

近所迷惑!?にならないように、策を講じたつもりです。

立地だけは良い家です(汗)

ギターのエフェクトについて、昔から試してみたかったことを実践しました。

ディレイの処理に関してです。

まぁ私の師などはえらく前から実践していたことですけど...

それにプロのミュージシャンにとっては当たり前の作業かも知れません。

一番最後、チャラァンというハーモニクスはその効果が分かりやすいかも知れません。

音の広がりを表現しずらいモニターだとちょっと分かりづらい処理です。

MP3に圧縮もしてありますし...

ソロギターに関して、個人的には原音にエフェクト音が重なるのはめちゃくちゃ嫌いなんです。

音の場所が重なるという意味です。

それにはギターはステレオでなっていることが望ましいと私は思います。

音の場所が重なるどころか、鳴っている時間も重なってほしくありません。

重なるくらいならかけなくても良いと思うタイプの人間です。

ということで、ソロギターにエフェクト音は一切重なっていません。

厳密に言うと、原音にはエフェクトは一切かかっていません。

かかっているのは他のトラックに入っているソロのギターです。

もうちょっとで私が思い描くエフェクト処理が出来そうな感じなんです。

今まで機材の都合上(トラックの数)、なかなか出来ないことでした。

トラックに余裕があるMTRを使い始めてからちょくちょく勉強するようになりました。

これからもさらに勉強していきたいと思います。

さて、不意に始まった今回のコピーですが...

意外といったら失礼ですが、かっこいい曲ということに気がつきました。

どんな曲でもそうなのかもしれませんが、コピーすると変に愛着が沸いてしまいます。

それまであまり聴いてこなかった曲なのに、今ではすっかりThe Sunの虜です。

新境地を開いてくれた、要望主さんにも本当に感謝です。

そして、最後に...

James Valentine、あんた...本当にかっこよく、そして上手なギタリストなんだな...。

FREQUENCE.(橋詰隆志)
posted by taka at 06:22 | Comment(2) | TrackBack(0) | 音源 | Edit

この記事へのコメント
すごい!!!
すごいです!!

こんなに正確にコピーするなんて・・
その他いろいろ丁寧に書いていただきありがとうございました(*´д`*)
どーゆー指の動きでできるんでしょうか笑
とにかく弾けるように練習します!

本当にありがとうございました。


Posted by riku at 2008年04月04日 20:21
rikuさん>
私に言えることなど、あまりないのですが...(涙)
細かいことを話出すと切がありませんので、個人的に重要だと思うことを述べたいと思います。
私が大事(重要)にしていることは作曲とリズム(グルーヴ)を理解することです。

■どんなコード進行に対し、どんなスケールを使っているのか?
■バンドはどんなリズム(グルーヴ)で演奏しているのか?

以上のことを大事にしていれば、少しくらい早いフレーズが弾けなくとも本人らに似てくるはずです。(実際私も譜割に関して16分ほど早く弾き始めてしまった箇所が何度かあります。)
音を正確に弾くのも一つ、めちゃくちゃ重要なことですが、もう一歩踏み込んだ観点でコピーをしてみてください。
きっと彼らのすばらしさ、「これだけ考えられていれば1000万売れるよなぁ」というように気がつくはずですよ!!o(T◇T)o
人それぞれ色んなコピーの仕方があるとは思いますが、どこに重点を置くかでコピーしている最中、コピーした後に身につく自分のギターの技術には若干の差は出てくるものと思います。
コピーを介しrikuさんのギターの技術が向上されることを祈ります。

正直、お力になれたかどうか不安です(涙)

また、漠然と何か不思議に思うようなことがあれば、私も一緒に考えてみたいと思いますので、言って下さいね。

Maroon 5のファン同士、これからも情報の共有をなにとぞよろしくお願いいたします。
Posted by taka at 2008年04月05日 19:24
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