2009年02月10日

働く男 by Puffy



*都合により動画が削除されている可能性があります。

まずは動画を見てみてください。

再生中、右下の矢印からHQを選択しますと、高画質,高音質で見ることができます。

実は大分前からの話しなのですが...

上の動画、働く男のPuffyバージョンがとても気になっています。

登場してくる二人は何だか顔が怖いことになっちゃっていますけど(笑)

それはさて置き、「どこが」かとすごく簡潔に書きますと...

C Section(サビ)のChord Progression-コードプログレッション(和音進行)です。

ある2箇所のChordが聴きたいがために、たびたびこの曲を聴いてしまいます。

本当に一瞬しか出てこないコードですが、私にとってはすごくドキッとする感じ。

以下、ちょっとだけ掘り下げて書きます。

 
働く男は元々奥田民生率いるユニコーンの楽曲とのこと。

働く男(Wikipedia)
働く男(パフィー)(Wikipedia)

どうやら、この2つの楽曲は大きくアレンジに変化があるようです。

ネットではユニコーンバージョンの働く男は探せませんでした。

追記、2月11日
閲覧者さまからの情報でユニコーンバージョンの試聴が出来るサイトを発見いたしました。
ユニコーン 働く男(アメーバビジョン)
恐らく、パソコン専用かとは思いますが見ることが出来ます。
また、都合により動画が削除されている場合があります。

私は一瞬だけテレビで見たことがありました。

あぁこういう曲だったのかと再確認するほどの変化です。

私がすごく関心を持ったChord Progressionは歌詞でいう以下のところ。

眺めること...君に逢いたい

までがC Section(サビ)の部分です。

動画では上にローマ字で歌詞が載っているので分かりやすいかと思います。

私が妙に気になってしまう部分はそのC Sectionの以下の部分。

「きみのかみをあるくすがたを」

「のかみのある」の部分のChord Progressionです。

上の動画の秒数で言いますと、1:40から43くらいでしょうか?

2小節分のコードに関してです。

まず、気になってしまうという意味ですが...

これはかっこいい!!という意味です。

よくここにこのコードが出てきたなぁと感じたという意味です。

私なりにアナライズしてみたところ...

以下、個人の見解による文が含まれます。ご了承ください。

KeyはBメジャー

「のかみを」の部分はFm7♭5-構成音、FG#BD#(Root-F)

「(残りの)を」の部分はG+(オーギュメント)GBD#(Root-G)

G+の+はaug(Gaug)とも表記されることがあります。

以上のことを交えてC Section全体のChord Progressionを書きますと...

B→C#m(7)→E♭m(7)→E→Fm7♭5G+→E△7→(EEE♭E♭ AAA)
B→C#m(7)→E♭m(7)→E→B→C#m(7)→E♭m(7)→E→G

*始めの方の(7)は入れなくても入れても良いテンションノート
*最後のEの次に並ぶ()内の音はリフ

一応、適当に弾いた音源も載せておきます。

上記のコード表でいう、上の段しか弾いていません。


音源に関して、最初の2つの(7th)のテンションは抜いて弾いています。

チューニングずれてたり間違ったりしていますが...まぁ分かればいいでしょ。

私は個人的にこのようなアナライズをしました。

あっているかは微妙ですが...

私の耳ではボーカルのメロディーを考慮するとこのコードがしっくりくる気がします。

考え方、解釈の仕方のまとめ

「Fm7♭5」はディグリーネームで書くと「#Wm7♭5」(#4m7♭5)
ということから、「C#7,9」ディグリー「U7,9」の展開系。
または代理コードの解釈になります。
C#(メジャー)は調整外のコードになりますから、一時的に転調していることになります。
セカンダリードミナントの解釈です。
ここまでは理解の範疇で出てきそうなものなのですが...
その後の、G+(aug)、ディグリーで♭Y+(♭6+)。
この部分は転調先のコードとピボットコードが一体になっていると解釈し...。
転調先のF#メジャーから見るZ+(7+)と見た方が簡単かと思います。
そして、次のE△7で本来のBに戻ってくる形になっています。

その他の解釈方法として...

マイナースケールからの借用だということ。2つのコードはマイナースケール(並行短調)からみると比較的簡単に解釈できる(存在し得うる)コードだということです。
並行短調はG#マイナーKeyですね。その中から一時的にコードを抜き出し登場させているんだと思います。
借用ということですから転調はしていない!!と解釈してもおかしくは無いでしょうし、いや、一時的な転調だと解釈しても自分の中ではしっくりくる感じです。もし、自分がこのコード進行の中でメロディーを書けと言われたら、恐らくメロディックマイナースケールで書くんだと思います。

3っつのコードを通過する際、メロディーはずっとD#です。
そこらへんのメロディーのチョイスが転調に違和感を感じさせない要因なのでしょうか?耳だけでは決して出てきそうもない、考えられたChord Progressionだなぁと感じました。そういった部分でもこのコード進行に対して、このメロディーはすごいという印象を受けてしまいます。アレンジをし直すということですから、メロディーが先に出てきた作品です。後のアレンジでメロディーさえ良くなった(役割が変化した)気にさせてくれるほどだと感じました。

というような感じで、この2つのコードがドキッとするんですねぇ。

ちなみに、オリジナルバージョンは転調はなかった気がします。

一回しか聴いていないので、適当なことは書きたくないのですが...

気がしただけかも!?知れません。

その後、色々と調べたところ編曲はtasukuという方がしていることが分かりました。

このChord Progressionにした張本人ということですね。

tearbridge production

初めて聴いたときからずっと「いつかアナライズしてやろう」と思っていました。

解釈してみて、改めてどうして好きなのかが分かりました。

何だか一人だけだともったいないので、つい記事にしてしまいました。(汗)

同じように気になっていた方がいましたら、ぜひご連絡を頂きたいものです。

わりと私と音楽的感性が似ているかも!?知れませんね(y^^y)

FREQUENCE.(橋詰隆志)
posted by taka at 03:02 | Comment(4) | TrackBack(1) | 音楽 | Edit

この記事へのコメント
初めまして。
paffyの働く男のベースをコピーしていたのですが、記事の箇所のルート音がなかなか聞き取りにくくてこまっていました。
先日検索エンジででこの記事に辿り着いて、掲載のコード進行を参考に弾き直してみたところバッチリでした。
ありがとうございました^^
Posted by じぇとろ at 2010年12月17日 00:35
じぇとろさん>
コメントを頂き、ありがとうございました。
私の記事がじぇとろさんのお役に立ててうれしいです。
ちなみにバンドで演奏なさっているのでしょうか?
うらやましい限りですww
また、今後とも音楽情報の共有などができれば幸いです。
よろしくお願いします。
Posted by taka(橋詰隆志) at 2010年12月20日 15:55
こんばんわ、コメントへお返事いただきありがとうございます。
最初はコメントする事を躊躇していたのですが記事の詳細な解析に感動してコメントさせていただいた次第です。
すいません、これは最初に書いておくべきでしたね・・・

改めて記事を読み直してみたのですが、すごく詳細に分析されていてさすがだなぁと思いました。
僕は昔バンドでギターをやっていたのですが、記事やyoutubeの動画を見ていたら僕もまたバンドでギターをやってみたいなぁと思いました。
ギターはいいですよね^^

今バンドは不定期ですが、知り合いとたまに集まってカヴァー曲をという感じの趣味のバンドでベースを弾いてます^^

>また、今後とも音楽情報の共有などができ>れば幸いです。
>よろしくお願いします。

こちらこそどうぞよろしくお願いします。
Posted by じぇとろ at 2010年12月22日 22:24
じぇとろさん>
お返事が遅くなってしまい、大変に申し訳ありませんでした(涙)
気になってしまった楽曲...どうしても解析したくなってきてしまい、時間をかけてしまいました。ww
感動だなんて、すごく嬉しいです。
謝らないでくださいね。
どうかお気になさらずに。

音楽には色々な解釈があるとも思いますので、私の解釈が正しいかどうか、作曲者の意図に近いかどうかは謎ですけどもね。
私ならどう解釈するかな?と思いながら考えてみました。

バンドでギター!!!ぜひ、やってくださいww
もし、そのきっかけが私のブログだったりしたらそんなに嬉しいことはありません。
この記事を書いて、本当に良かったと思えます。
ぜひ、ギターもやってみてくださいね。

不定期でも、バンド演奏は楽しいですよね!?
私は今年30歳になる年代ですが、もうここまできてしまいましたので、一生音楽は演奏し続けていくのだろうなと思います。

今回は返信をしようしようと思っていて、こんなに時間が経ってしまいました。
大変に不愉快な思いをさせてしまったことと思います。
どうか今回のことに幻滅せず、またコメントをいただけたら幸いです。
Posted by taka(橋詰隆志) at 2011年01月15日 16:05
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